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ROBLOXがユーザー数を水増し!? 問われるメタバースの信頼性

ROBLOXがユーザー数を水増し!? 問われるメタバースの信頼性

2024年にメタバース市場は急成長を遂げており、世界中のクリエイターや企業が新たなビジネスチャンスをメタバースに見出しています。

その中でも特に注目されるメタバースが、Robloxです。

しかし、投資会社 Hindenburg Researchが最近公開した報告書によると、Robloxはユーザー数やエンゲージメントに関して誤った報告を行っており、プラットフォーム内での子供やユーザー保護にも重大な問題があると指摘しています。

本記事ではこのような報告が浮上する中で、メタバースの未来はどうあるべきか、について考察していきます。

目次

メタバースの信頼性とユーザー基盤の課題

Hindenburg Researchの報告書によると、Robloxは日々のアクティブユーザー数(DAU)やユーザーのエンゲージメント時間(滞在時間)を大々的に宣伝していますが、これらの数字が実際よりも大幅に水増しされているという疑惑が浮上しています。

アクティブユーザー数の水増し

Robloxは2023年に、毎日5,410万人が利用していると報告していましたが、Hindenburg Researchの調査によると、この数字は実際には25〜42%以上水増しされている可能性がある、と指摘されています。

同一人物が複数アカウントを使用する「複アカ」や、自動で動作するボットアカウントが多く存在することが主な要因とされています。

Robloxは「ユーザーが複数アカウントを持っているかどうかを特定できない」と報告していますが、実際には内部で「de-alting(複数アカウントの統合)」が行われていると元従業員が証言しています。

つまり、複数アカウントを1人のユーザーとしてカウントできる技術があるにも関わらず、あえてその能力を利用していない、あるいは利用しているのに公にしていないということで、Robloxの公開しているデータの信頼性が疑われているのです。

エンゲージメント時間の誇張

また、Robloxはユーザー1人あたりのエンゲージメント時間(滞在時間)を1日2.4時間と報告していますが、Hindenburg Researchの調査では、実際のプレイ時間はわずか22分程度であると指摘されています。

この差は、ゲーム内で動かずに放置される「AFK(Away From Keyboard)」状態のアカウントやボットによる「ゾンビエンゲージメント」が大きく影響しているとされています。

メタバースの成長は、ユーザー基盤やエンゲージメントの高さによって評価されますが、虚偽の報告は投資家や広告主の信頼を損ない、将来的なビジネス展開にも大きな影響を与えかねません。

また、この問題は他のメタバースプラットフォームでも類似の問題が起こるリスクを示唆しています。

複数アカウントやボットの使用により、実際のアクティブユーザー数が水増しされると、健全な成長が阻害され、メタバースプラットフォームの持続可能性にも影響を与える可能性もあるのです。

ユーザー保護と倫理的課題

Robloxは利用者の多くが子供であることを公言していますが、メインユーザーである子供にとってに危険なコンテンツがRobloxにはびこっているとHindenburg Researchの報告書で指摘されています。

報告書では、Roblox内で子供が性的搾取のターゲットとなる事例が複数発見されており、深刻な問題となっています。


問題視されている事例

例えば、2018年には150人以上の子供たちがRobloxを通じて性的に搾取される事件が発生しました。犯人は175時間分の映像を記録し、後に逮捕されています。

さらに、2020年から2024年にかけて、複数の非営利団体やメディアが報告したところによると、Roblox内ではデジタルストリップクラブや性的パーティーが開催され、児童ポルノが取引される事例も確認されているとのことです。

不適切なコンテンツへのアクセス

Hindenburg Researchは、子供のRobloxアカウントを作成して「成人向けコンテンツ」を検索したところ、容易に不適切なグループやコンテンツにアクセスできることを確認しました。

あるグループでは、児童ポルノが公然と取引されており、これに関わるアカウントが多数存在していることも発覚したとのこと。

Robloxは「世界最高水準のコンテンツモデレーション」を自負していますが、実際のモデレーション業務の多くは低賃金でアジアのコールセンターに外注されており、1日わずか12ドル程度で大量の不適切コンテンツを処理しているという証言もあります。

メタバースプラットフォームの運営者は、子供を含む全ユーザーが安全に楽しめる環境を提供するための、より厳格な規制と監視体制の整備が求められます。

これは、メタバースがビジネスの場だけでなく、教育やコミュニケーションのツールとしての役割を担う中で、非常に重要な要素となります。

メタバースを活用する企業/ブランドに求められるもの

RobloxはIKEAやFandangoなどの有名ブランドと提携し、マーケティングの場としても活用されています。

メタバースはブランドがユーザーと直接的に繋がる新たなマーケティング手法を提供しており、この点においては大きな成長余地があると言えます。

しかし、メタバースを活用したマーケティングの成功には、活用するメタバースプラットフォームの信頼性や安全性が重要であり、これがなければ企業やブランドが提供するメタバースでの体験やプロモーションが逆効果となるリスクもあります。

今後はメタバースを活用したマーケティング/ブランディングを行う企業やブランドも、プラットフォームが提供するデータの正確性を重視し、透明性を求める姿勢が必要と言えるでしょう。


メタバースプラットフォームに求められるもの

今回、Hindenburg Researchによって指摘されているRobloxの問題は、メタバースプラットフォーム全体が直面する課題を浮き彫りにしています。

信頼性の確保、安全な環境の提供、正確なデータ報告、そして倫理的な運営は、メタバースが持続的に発展していくために不可欠な要素です。

将来的には、分散型のメタバースプラットフォームが登場することで、ユーザーの安全性や透明性が強化される可能性もあります。

また、ユーザー同士の評価システムや、AIによる監視技術が進化することで、メタバースプラットフォームの運営がより効率的かつ信頼できるものとなるかもしれません。

まとめ

Hindenburg Researchの報告書は、Robloxが抱える潜在的な問題点を指摘していますが、Roblox側もこの報告書に対して反論しており、全ての主張が事実であるかどうかはまだ明確ではありません。

したがって、現時点で報告書の内容が正確であると断定するのは早計です。

しかし、このような問題提起は、メタバース市場全体が信頼性や安全性をさらに強化する必要があることを示唆しています。

企業やブランドがメタバースを活用する上では、プラットフォームの透明性やデータの正確性を慎重に見極めることも重要です。

今後、Robloxがどのような対応をするか、また他のメタバースプラットフォームがどのようにこれらの課題に取り組んでいくかが、メタバース全体の成長に大きく影響するでしょう。

出典:https://hindenburgresearch.com/roblox/

ライター:小次郎

ゴシップ・時事ネタの記事担当

YoutubeやTiktokで流れてくるゴシップや時事ネタの中毒者。 最近の口癖は「2025年はヤバい」

  • 10月 10, 2024
  • Study(学ぶ)
  • ROBLOX(ロブロックス), ニュース
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