メタバースのキニナルニュースvol.7
メタバースのキニナルニュースでは、毎週金曜日にメタコレ編集部がピックアップしたメタバース関連のニュースをまとめてご紹介します。
(2024年4月20日〜4月26日)
今週のキニナルメタバースは??
目次
メタバースで多様性ある職場を実現!障がい者向け実践型雇用サービスの展開
株式会社綜合キャリアオプションは、「実践型障がい者雇用メタバースサービス」を紹介するメディア発表会を開催しました。
このサービスでは、障がいのある人々がメタバース空間で仕事を行えるように設計されており、特別な機器不要でブラウザさえあればアクセス可能です。
本サービスを通してバリアフリー環境の提供、コミュニケーションの改善、柔軟な働き方の実現を目指しています。
注目ポイント
アクセシビリティとインクルージョンの進化:
多様なバックグラウンドを持つ人々にとって、メタバースが実現するバリアフリーな環境は、より良い働き方、新たなライフスタイルを実現するかもしれません。テクノロジーの活用可能性:
障がいを理由とした職場外からの参加を促進し、メタバースがどのように社会的障壁を克服できるか今後の取り組みにも注目です。
小樽芸術村デジタルアーカイブ、浮世絵のメタバース展示を開催
株式会社東急文化村は、メタバースプラットフォーム「Bunkamuraメタバース」上で「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」を開催しています。
この展示では、江戸時代から明治時代にかけての浮世絵をデジタル化し、美人画や風景画、妖怪画などを異なるメタバース環境で展示しています。
アバターを使用して作品の中に入り込むような体験が可能で、参加者は浮世絵の魅力を新たな形で楽しむことができます。
引用元:(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
注目ポイント
新しい展示方法の採用:
浮世絵という伝統的なアートをメタバースで展示することで、より多くの観客がアクセス可能となり、インタラクティブな体験を提供します。また普段は美術館を訪れない方でも、メタバースなら気軽にアクセスできるので、芸術鑑賞に触れるきっかけとなるかもしれませんね。没入型芸術鑑賞の提供:
美人画や風景画、妖怪画など、異なるテーマの作品をそれぞれ独自のメタバース環境で展示することで、観客は没入感ある芸術鑑賞体験を楽しむことができます。
MetaがHorizon OSを開放、Microsoft、Lenovo、AsusがVRハードウェアを製造
Metaは、自社のVRプラットフォーム「Horizon OS」に改称し、サードパーティへの開放を発表しました。
この動きにより、Microsoft、Lenovo、Asusはそれぞれ独自のVRハードウェアを開発しています。Metaは、このOSを通じてメタバースでの一層の統合とエコシステムの構築を目指しており、各社の製品がこのプラットフォームに対応することで、VR市場のさらなる活性化が期待されます。
注目ポイント
- 業界の標準化への影響:
MetaがVRプラットフォームの標準としての地位を確立することで、業界全体の規格や互換性の基準が形成される可能性があります。
また、Horizon OSを他の企業に開放することで、より広範な開発者や企業がVRコンテンツやアプリを開発しやすくなり、VR市場の成長に好影響を与える可能性も。 - VRの市場領域の拡大:
Microsoft, Lenovo, Asusといった大手技術企業がVRハードウェアを製造することで、ゲームだけでなく、教育、仕事、エンターテイメントなど、多岐にわたる用途でのVR技術の利用拡大が期待されます。
- 2024-04-26
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