STEAM教育の先端:Roblox体験会潜入レポート!
STEAM教育を実践的に体験できる「STEAM FAIR」(2024年3月16日〜3月17日)がローラスインターナショナルスクールで開催されました。
この「STEAM FAIR」は、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)の各分野を統合的に学ぶSTEAM教育の魅力を体験できるイベントとして年に1回開催されるSTEAM教育の一大イベントです。
今回は、STEAM教育の概要から、STEAM FAIRでMeta land collage様が出展したRoblox体験会の様子までお届けします。
STEAM教育とは?
STEAM教育は、従来のSTEM教育(科学、技術、工学、数学)に芸術(Arts)を加えた教育アプローチです。この教育は、単に知識を詰め込むのではなく、創造性や批判的思考、問題解決能力など、21世紀に必要とされるスキルを育成することを目指しています。
STEAM教育の最大の魅力は、学際的なアプローチによって、こどもたちが自らの興味や好奇心を追求し、学びを深めることができる点にあります。
また、既存の教育と比較して、より実践的で参加型の学習が推奨されるため、学ぶ楽しさや達成感を直接体験できるのも大きな特徴です。
STEAM教育を体験!STEAM FAIRとは?
STEAM FAIRは、STEAM分野の最先端を行く企業や団体が一堂に会し、未来の科学者を目指すローラスの生徒たちによるプレゼンテーションや、ローラススタッフ主催の多彩なワークショップが開催される教育イベントです。
子どもから大人まで、誰でも無料で参加できるこのイベントは、前回はなんと1500名以上の参加者を集めるほどの人気を誇ります。今回はコロナ禍を経て、4年ぶりの開催となりました。
Roblox体験会 潜入レポート!
今回開催されたSTEAM FAIRにはメタコレの公式メディアパートナー Meta land collage様も「Roblox Workshop」というRobloxを体験できるプログラムで出展していたので、今回はSTEAM FAIRに潜入しRoblox体験会の様子をお届け致します!
1:Roblox体験会とは?
Meta Land Collegeが主催する「Roblox体験会」では、参加者が直接Robloxの世界を体験し、その魅力や楽しさを、文字通り体験することができます。
特に注目すべきは、こどもたちが講師を務めることにより、参加者にユニークなRoblox体験を提供する点にあります。
「こども講師」は、自分たちのRobloxでの経験やコミュニケーション、イベント体験を共有することでRobloxの楽しさと可能性を伝えます。
「こども講師」ならではのカジュアルな雰囲気は、大人も子供も関係なく楽しめる環境を作り出しています。
2:Roblox体験会 in STEAM FAIR!
STEAM FAIRでのRoblox体験会は2日間で全5回行われ、全ての回で満席となるほどの盛況っぷり!!
こども講師の説明に、参加者は大人もこどもも関係なく真剣に聞き入ってます。
これだけの人数を相手に、物おじせずに講義を進める「こども講師」には脱帽です!
基本的なRobloxの説明が終わってからは、Robloxを楽しむのみ!!
わからないことは「こども講師」が解決!
体験会の最後には、作成したアバターで集合写真をパシャリ!
最初はRobloxってナニ?と訝しげっていた親御さんも、体験会の最後にはお子さんと夢中になってRobloxで遊び、(子供と共通の趣味ができた!)と喜びの声も。
全5回開催されたRoblox体験会は、全て大盛況のうちに無事終了しました。
今回の取材では、STEAM教育の核心に迫ることが出来ました。
そこで目の当たりにしたのは、Roblox体験会がSTEAM教育の醍醐味—子どもたちが自分自身の興味や好奇心を追求し、学びを深める過程—を見事に体現していたことです。
本イベントの成功は、ローラスインターナショナルスクール様やMeta land collage様が提供した貴重な機会の賜物です。次世代の教育への情熱が、このイベントを特別なものにしました。
しかし、その輝きの中心にいたのは、全5回の講義を見事にこなした「こども講師」たちです。
考えてみてください。
大人でさえ、2日間にわたって合計5時間の講義を行う、というのは、相当な緊張と疲労を伴うはずです。
しかし、若きこども講師たちは、そんな疲れを微塵も感じさせず、Roblox体験会を情熱とエネルギーで満たしていました!
イベント終了後、「こども講師」への取材を試みましたが、帰りの車で既に夢の中へと旅立っていたため、今回は見送ることに…。
まさに、彼らの献身的な努力の証です。
「やらされる」ではなく、「自ら進んで挑戦する」。
「教える」ではなく、「共に喜びを分かち合う」。
STEAM教育が育むべきこのマインドセットは、子どもたちだけでなく、大人も深く理解し、取り入れることができるはずです。
Robloxを単なるゲームと見なしていた親御さんが、イベントの終わりには子どもたちと共に、その世界に没頭している姿を目の当たりにすると、この教育アプローチの力を改めて実感せずにはいられません。
- 2024-03-20
- Study(学ぶ)
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